ビタミンCが美容や健康に良いことは周知の事実ですが、経口摂取しても吸収が悪いために効率の良い活用をすることができません。
大量に摂っても排泄される量が多ければあまり意味がありませんので、効率良く取り入れたい時には高濃度ビタミンC点滴療法を受けるのがお勧めです。
高濃度ビタミンC点滴の場合、経口摂取と比べると血中濃度を20~40倍にすることができ、身体の隅々まで行き渡らせることが可能です。
高濃度ビタミンC点滴療法は、老化を遅らせたり毛穴の開きを改善したり、弾力を蘇らせたりとお肌のアンチエイジングに効果がありますが、お肌以外では身体への作用もあって疲れやすい人を元気にしてくれます。
また、免疫力を高めたい時やストレスを溜め込んでいる時にも効果的であり、抗酸化作用がありますのでいつまでも若々しくいるのをサポートしてくれます。
点滴療法を受ける頻度は、月に1~4回程度が理想です。肌コンディションが整わなかったり衰えが顕著な間は毎週のように受けて、状態が落ち着いてきたらメンテナンスのために2週間~4週間に1回程度通うとコンディションを維持しやすくなります。
点滴を受けるとすぐに効果を実感することができますので、数日おきに受ければ濃度の高い状態を維持できて良い作用をもたらすのではないかと考えてしまいますが、行い過ぎても排出される分が増えるだけですので意味がありません。
どの程度の頻度で通うのが良いのか分からない時には、医師と相談すると最適なタイミングを教えてくれます。
最初のうちは明らかな不調を感じているような状態なら週に1回のペースでしばらく続けることを提案されますが、老化予防などの目的で取り入れる場合には2~3週間に1度のペースで始めることも多いようです。
点滴の効果を左右する要因として、疲労の蓄積や睡眠の質の低下、栄養バランスの悪化などが挙げられますので、日頃の生活の仕方にも気を配りながら受けることが大切です。